投資家Takaのタメになる⁉︎お話

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積み立てNISAとNISAについて

皆さま、おはようございます。

 

今回は以前のブログで取り上げました積み立てNISAと私が以前、運用していましたNISAについて綴りたいと思います。

 

▪️まずひとつ目は積み立てNISAからお話したいと思います。

 

積み立てNISAとは年間40万円までを上限とし、20年間積み立てられ、最大800万円を非課税で運用出来るのものです。

ひと月あたり千円から積み立てられるので少額から始められますし、積み立て金額もいつでも増減する事が可能です。

まだ2018年から始まったばかりの制度なのですが、私は昨年より、NISAから積み立てNISAに切り替えて運用を開始しました。

 

▪️2つ目はNISAについてお話しします。

 

NISAは年間120万円までを上限とし、5年間、最大600万円を非課税で運用出来るものです。

こちらは積み立て以外の運用も可能です。

 

▪️3つめは運用する際の必要事項について説明をします。

 

積み立てNISA、NISAはいずれも証券会社や金融機関で口座を開設(1カ所のみです)する必要があり、更に積み立てNISAかNISAどちらか1つしか口座を持つ事が出来ません。

併用は出来ないのです。

(特定口座との併用は可能です)

 

▪️4つ目は上記の2つと特定口座を比較ししてお話します。

 

積み立てNISAが出来た事で金額面では200万円、非課税枠が増えた事の恩恵はどなたでも直ぐにお分り頂けると思いますが、それ以外の特徴を取り上げます。

 

まず月々あたりですと運用資金が積み立てNISAは3万3千円、NISAは10万円が上限となります。

しかしこれはNISAを積み立てた場合の運用での比較です。

 

NISAは株式や投資信託を購入する際、一度に1年分の120万円の非課税枠を利用する事も出来るのです。

 

例えば2019年5月に株式に20万円を投資、投資信託に100万円投資したとします。

(同じ年であれば5月と6月というように月を変えて投資する事も出来ます)

 

この時点で2019年のNISAの枠は0円となるのでこれ以上は2020年以降にならないとNISAは利用出来なくなります。

(特定口座の利用は可能です)

ただ、5年間はこの120万円のみの運用でも良いのです。

勿論、それ以下の金額での運用も可能です。

 

そしてその5年間のインカムゲイン(配当金と分配金)は非課税になるのです。

 

お分かりかと思いますが、積み立てNISAのインカムゲインも20年間、非課税です。

ただし、積み立てていく分、始めの方はインカムゲインは少額で、積み立てられた額に応じて少しずつ増えていきます。

(インカムゲインは以前のブログで取り上げましたので宜しければご一読下さい)

 

話をNISAに戻しますと、5年間の内に株式と投資信託を売却して得たキャピタルゲイン(値上がりによって得た利益)も非課税となります。

(キャピタルゲインも以前のブログで取り上げましたので宜しければご一読下さい)

 

例えば、株式が5年以内に20万円から23万円と値上がりし、その時点で売却すれば課税はされません。

(利益の上限はありません)

 

更に非課税期間満了の5年後に株式が23万円の値で6年目以降もそのまま株式を保持する場合は元値が元本の20万円ではなく23万円となり、特定口座に移行されるメリットがあります。

その後、特定口座では株価が23万円を上回った分の利益は課税対象となりますが、逆に下回った場合は元本の20万円を超えて売却した場合でも課税対象になりません。

 

ただし、値下がりした場合はNISAですとマイナス計上されないのでリスクも伴います。

 

このマイナス計上とは特定口座ですと、株式や投資信託を購入した場合、そのマイナス分を3年間、持ち越せる事でその間に得た利益から差し引かれるのです。

 

例えば、NISAで購入した20万円の株式が5年間保持して17万円まで下がったとします。

 

ここで2つの選択肢があるのですが、株式を売却するかそのまま保持するかです。

 

売却した場合は3万円の損失になるのですが、仮にNISAではなく特定口座で株式を購入した場合は3万円の損失をマイナス計上、出来るのです。

そしてその翌年から3年の間に他の株式や投資信託で3万円の利益を上げた場合は相殺され0円となり、課税されません。

(利益が3万円を超えた分から課税されます)

 

そのまま保持した場合はNISAから特定口座に移行されるのですが元本の20万円ではなく17万円が元値となってしまいます。

仮にその翌年以降に株価が購入時の20万円に戻った場合に売却しますと、3万円の利益を上げた事となり、課税されてしまいます。

実質はプラスマイナスゼロですが、3万円の利益とみなされてしまうのです。

 

文章だけですと分かりにくいかと思いますので、まとめて数式と組み合わせて表したいと思います。

 

◇NISAの場合

 

◎20万円→23万円に値上がり(5年以内)

 

⚪︎売却した場合

非課税で23万円が収益となる(3万円の利益)

 

⚪︎5年を超えてそのまま保持する場合

元本の20万円から23万円が元値となり特定口座に移行される(6年目以降23万未満で売却した場合はマイナス計上となる)

※6年目以降インカムゲインは課税対象になります。

 

◎23万円→17万円に値下がり(5年後)

 

⚫︎売却した場合

17万円(3万円はマイナス計上されず3万円の損失)

 

⚫︎そのまま保持した場合

元本の20万円から17万円が元値となり特定口座に移行される(6年目以降17万円を超えて売却した場合は課税対象となる)

※こちらもインカムゲインは課税対象です。

 

◇特定口座の場合

 

◎20万円から23万円に値上がり

 

⚪︎売却時→3万円が課税対象となる

インカムゲインも課税対象です

 

◎20万円から17万円に値下がり

 

⚫︎売却時→3万円がマイナス計上となる

インカムゲインやその他の株式や投資信託の利益と相殺される(3年分)

 

です。

 

ちなみに積み立てNISAも期間と運用方法の違いはありますが、売却時と保持した場合の特性はNISAと同じです。

 

▪️最後に私がNISAから積み立てNISAでの運用に切り替えた理由をお話します。

 

まず千円から積み立てが出来る点が一番の決め手となりました。

そして20年間、長期運用する事で運用資金が少しずつではありますが増やしていく事が出来るのも理由の1つです。

それと繰り返しになりますが、NISAより非課税枠が200万円分、拡大したのも大きな理由です。

 

私の現在の積み立てNISAの内訳は国内外の投資信託それぞれ6種類に同額、積み立てています。

運用は特定口座の株式の配当金と投資信託の分配金と8年程前から準備してきた資金です。

最終的には限度額の3万3千円を積み立てる事を目標としています。

 

以前に運用していたNISAですと増額するのに5年間のタイムリミットでは私にとっては短いですし、毎年限度額の120万円を運用するのは不可能です。(笑)

勿論、それ以下でも運用は出来るのですが、非課額が少なくなってしまうのはもったいないです。

もし、私に600万円程の運用資金が手元にあればNISAのままで運用していたと思います。(爆)

 

今回のブログは以上となりますが、如何だったでしょうか?

 

今後も私の体験談と皆さまにとってお役に立てるような情報をブログにて発信していきたいと思います。

 

それではまた。