複利と単利について
皆さま、こんにちは。
今回は複利と単利について取り上げたいと思います。
皆さまは複利と単利という言葉をどのように連想されますか?
実は複利とは人類最高の発明だと、かの発明王アインシュタインが唱えた事をご存知でしょうか?
それでは複利と単利について例を挙げて説明していきます。
例えば、メダカを雄と雌それぞれ1匹つがいで飼育したとします。
そしてその雌のメダカが卵を産んでメダカが増えました。
その増えた雌のメダカが卵を更に産んでいくと数がどんどん増えていきますよね。
これが複利の簡単な仕組みです。
お金に例えると、100万円を1年間運用して5万円増えたとします。
そして、その次の年は同じやり方で105万円を1年運用すると5万2500円増えます。
利息でも同じ事になります。
固定の利率でも元のお金に増えた分を加算して利息を得るとその利息分のお金も増えていく訳です。
今は定期預金でも金利が低いので銀行に預けていただけではお金がどんどん増えていく実感はわきませんが、25年くらい前は3パーセントの利息(それより前はもっと高い利息の時もありました)でしたから定期預金で100万円を預けて10年経つと税金を引かれても利息だけで30万円位になりました。
他には年金保険でも受け取る年金額が複利で利息が加算されていくものも以前はあったと、ゆうちょ銀行で伺った事があります。
(保険会社によっては現在もこのような年金保険があるかもしれません)
複利の説明はこれくらいにして次は単利について説明します。
単利は先ほどのメダカの例で説明しますと元のつがいの雌メダカが産んだ子供のメダカを全て手元に残さなかった場合、卵を産むのは元の1匹の雌のメダカだけになりますよね。
つまり、卵を産んで増える数は大体、同じになります。
お金に例えると100万円を元に運用して増やしたお金や金融機関に預けて得た利息分のお金を旅行や自分へのご褒美などで費やすと元手は100万円から増えないですよね。
1年毎に増える金額も横並びで増えていく訳です。
文章だけですと解りづらいので数式で表します。
複利で3年間運用した場合は
100万円+105万円+105万2500円=310万2500円
となり2年目3年目とそれ以降も少しずつ増えていきます。
単利で同じく3年間運用した場合は
100万円+105万円+105万円=310万円で2年目以降は一定の金額で変わりません。
つまり、年数が経つ程、差がどんどん広がっていく訳です。
具体的な運用方法ですと以前のブログでお話ししました投資信託だと再投資型というものがあります。
これは分配金を再投資して元手をその都度、増やしていくので分配金も増える、複利での運用になります。
これを俗に仕組みでお金を増やすと言います。
仕組みでお金を増やす事についてはまたの機会でブログで綴りたいと思います。
今回の複利と単利についての内容は如何だったでしょうか?
これからも皆さまの生活に役立つ情報を発信していきたいと思っています。
皆さまからのコメントもお気軽に頂ければ幸いです。
それではまた。